PGA(プランスゴールド)が飛んじゃいました!
PGAが飛びました!
以前、記事にも書いたPGAが飛んじゃいました!(飛んだというのは、主催者がお金を持ち逃げして姿をくらましたという意味です。)PGAのサイトを開いたら上の画面が出てきました・・・。
実は、以前からPGAがどうも怪しいという噂はありました。3か月くらいで元本が2倍になるので、元本を回収してからでもいいだろうと思っていたらやられました。私の情報ソースも信頼できると思っていたので、このブログで紹介しましたが、もし私の記事をきっかけに始めた方がいたらすみませんでした。でも、投資・投機は絶対にリスクがある(リスクがあるからリターンがあるわけですから。)ので、自己責任でやってくださいね。
PGAが飛んだのに、なんでわざわざ記事にしたかというと、この経験をシェアして同じような失敗を他の人にもしてもらいたくないという思いと、自分自身の教訓として記事にすることにしました。以前紹介したので、飛んでしまったらそれをお知らせする責任もありますしね。
PGAから得た学び
- 先行者利益はある。
- 投資・投機はリスクがある。(ゼロになることもある)
- 投資・投機は余剰資金でする。
- 政府等が認めたウラがとれる機関で取引する。
- ウラがとれなくても自分の裁量でできるトレードをする。
- 万が一に備え、出入金は記録をとっておく。
- 失敗したことを次につなげる。
- 失敗したときの勧誘には気を付ける。
今回の失敗から得た学びは以上のようなことがあったと思っています。投資をやっている人にとっては当たり前のことも多いですが、今回は知識ではなく実感として得た学びとして書きました。下に詳しく書いていきたいと思います。
先行者利益はある。
失敗しといて何言ってるの?と思うと思います。ですが、これはとても強く感じたことです。
PGAの案件をいち早く知って、実際にトレードしていた人は元本を倍以上に増やして出金もしています。当然、こんな飛んでしまうような案件でも、はじめは信用を得るために実績をつくります。そして、どんどん出資者を増やしていきます。その一番はじめのときにスタートすれば、先行者利益として倍増した資金を得られたはずです。
ビットコインって、いつ知りました? きっと、ほとんどの人はビットコインが高騰してニュースになってからだと思います。でも、ビットコインができたばかりのとき、つまり、暗号通貨がこの世に存在していなかったとき、海のもととも山のもとも知らないビットコインにお金を払って投資していたでしょうか。私だったら、少なくともしばらくは様子を見ていたと思います。でも、はじめからビットコインの可能性をしっかりと理解して投資した人は、何百倍もの利益を得ることができました。
PGAとビットコインと何の関係があるの?って感じですね。それをつくった人は、はじめからそれが黒なのか白なのか知っています。でも、それ以外の人は黒か白かわかりません。わからないからこそ、色々調べエビデンスから投資するかどうかを判断します。白のものでも、その後、高騰するかはつくった人にもわかりません。多くの人に認知され、支持され、実際にお金を払ってもらわなければ値段は上がらないからです。
つまり、PGAでもビットコインでも一番最初に始めた人が先行者利益を得ることができるということです。株でも不動産でも、誰も見向きもしないときに投資した人が、その他大勢が振り向いたときに大きな利益を得ることができますよね。投資・投機には、必ず先行者利益があるということです。
投資・投機にはリスクがある。(ゼロになることもある)
投資・投機には必ず先行者利益はありますが、それはその他大勢の人が振り向いてくれたらの話です。振り向くかどうかはその人の勝手なので、それは誰にもわかりません。つまり、黒のものでも白のものでも必ずリスクがあるということです。しかも、元本がゼロになることもある。株でも、その会社が倒産したらゼロになりますよね。
逆の言い方をすると、リスクをとるからこそリターンを得られるということです。「ハイリスク・ハイリターン」という言葉がうまく言い当ててます。「ローリスク・ローリターン」は、リスクが小さいから得られるリスクが小さい。当たり前ですね。勇気をもってリスクをとった人だけが大きなリターンを得られます。
投資・投機は余剰資金でする。
投資・投機は、ゼロになる可能性があるからこそ余剰資金でする必要があります。私は今回、投じた資金こそ13万円ほどだったのでそれほど痛手はありませんでした。当然、余剰資金です。この資金がゼロになっても生活に何の支障もありません。でも、正直いうとアラフォーリーマンがお小遣いをコツコツ貯めてきた資金なので精神的にはかなり痛いです。
政府等が認めたウラがとれる機関で取引する。
例えば日本の証券取引所とか、暗号通貨の取引所なんかは、日本政府から認可が下りた機関です。認可が下りているということは、政府がウラをとり、体制がしっかりしているとお墨付きを与えている機関です。飛ぶにも飛べない状態です。
でも、政府のお墨付きがあるということは、規制があるので他の機関のすき間を付くような高利回りの商品は出せません。新しい市場を開拓するような商品はハイリターンにできますが、新しく未知の分野だけにハイリスクです。商品はともかく、機関までも未知のものだと今回みたいに飛んでしまう可能性があります。この辺は先行者利益とトレードオフですね。飛んでしまう可能性をゼロにするなら、やはり政府等が認めたウラのとれる機関で取引するのが正解です。
ウラがとれなくても自分の裁量でできるトレードをする。
PGAは、資金を預けてアービトラージという手法で自動でトレードしてもらうサービスでした。これは、資金を預けた向こう側は全くのブラックボックスです。(私の情報ソースから、アービトラージのトレードをするのを確認したと聞いていたので、今回は信頼して資金を出しました。暗号通貨なので実際にトレードをしているかどうかは確認できます。)ブラックボックスだと、実際にはトレードしていなくてもわかりません。飛ぶ可能性があるということです。
自分の裁量でトレードする手法だと、仮に飛ばれても資金がゼロになることはありません。わかりやすい例でいえば、投資信託でなくて自分で現物売買する。ウラのとれない機関で投資信託すると最悪、飛ばれて資金がゼロになりますが、自分でトレードすれば仮に口座の資金はなくなっても株券は残ります。FXなんかでも、資金を預けるのではなく、自分でトレードしたり自分でEAを組んで売買すれば資金がゼロになることはありません。自分の裁量でできるトレードがやはり安全です。
万が一に備え、出入金は記録をとっておく。
その機関が飛ぶ可能性があるなら、万が一のために出入金の記録をとっておいた方がいいです。完全に飛んで行方がつかめない場合は仕方ないですが、法的な手段を使って資金を回収する場合は預けた資金の証拠が要ります。
失敗したことを次につなげる。
基本的に転んだらタダでは起きたくない性格なのもありますが、これをいい勉強の機会ととらえ、これからの投資・投機にいかしていきたいと思います。こんな経験をしたからといって、投資・投機をやめるつもりはありません。むしろ今まで以上に意欲がわいてきた気さえします。
失敗したときの勧誘には気を付ける。
ネットでPGA関係の記事を見ると、「PGAは飛んだけどこれなら大丈夫!」といった類いのものが結構あります。PGAで被害にあった人がわらをもつかむような思いで、そういった類いの案件に飛びつくのを狙っているのかな、と思ってしまいます。基本的にPGAに似た案件は、いつ飛んでもおかしくないような案件だと思います。(実際、私もそのような案件に資金を預けていたわけですが…。)そんな案件でも先行者利益を狙って投資するのはいいと思いますが、パニック状態で投資したら絶対に後悔するでしょう。もし投資するにしても、安心して投資できる情報があったり、絶対に勝ち逃げできるようなプランがある場合だけです。株式投資でもそうですが、負けてるときほど冷静にならなくてはいけません。
これから
とりあえず、これからはウラがとれる信頼できる機関で着実にトレードします。実は、株式投資から少し離れたくてIBH×TLCやPGAを始めたんですが、また株式投資を中心に分散投資にもどりたいと思います。
でも、またいい案件があればチャレンジしたいと思います。懲りないなと思われても、チャレンジする価値があればしていきたいです。ま、その時は、本気で投資というよりは半分ネタでやるかもしれませんが。いや、ネタでやれるくらい株で勝たないといけないですね!よし、がんばるぞ!
PGAにめげずにがんばります!
少しでも参考になったら一番下の「拍手」「コメント」をいただけると嬉しいです!
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