「モバイルノートPCは『いつでも・どこでも』が命!」でも書きましたが、Lenovo Think Pad X280 を購入しましたのでレビューしたいと思います!
1.全体的な印象
X280の詳細はメーカーHPに譲るとして、実際にさわってみた全体的な第一印象を書きます。
- 軽い・小さい
- バッテリーがもつ
- 起動が速い
軽い・小さい
まず、何といっても、軽くて小さい メーカー公称値は、1.13kg、12.5型液晶です。持ってみてまず、軽いなあ!と思える軽さです。画面の大きさも、文章の読み書きメインの仕事には、ちょうどいいくらいです。キーボードについては、後述しますが、この絶妙な大きさがキーボードにも活きています。
バッテリー
バッテリーは普通に仕事で使う分には、普通に保ちます。フル充電で、約12時間です!! 使用状況にもよると思いますが、使った感触としては概ね10時間くらいは余裕で保ちそうだなといった印象です。オプションで急速充電にも対応していて、1時間で80%充電できるそうです。
バッテリー関係でもう一つ気に入っているのは、PCを起動していなくてもUSB機器に給電できることです。これは、地味にいい! PCがモバイルバッテリーがわりになります! (※ PCを起動してなくてもUSB機器に給電はできますが、PCの充電中だけでした。)
起動が速い
SSDなので、HDDに比べて起動が速いのは当然ですが、指紋認証なので物理的速さよりも精神的速さが圧倒的です。しかも、指紋認証のセンサー上部に光るところがあって、指を付けるタイミングがわかりやすいのもユーザビリティが高く、ストレスフリーです。 暗いところで作業するときもセンサーの位置がわかりやすいですし。
私は何となく怖いので使っていませんが、顔認証もあるので、顔認証を使うと指を付ける必要もなくなるので、さらにストレスフリーになると思います。
2.キーボードの〇と×
キーボードの〇
今回、X280を購入するにあたって、一番こだわったのがキーボードでした。まず、キーボードの〇を紹介します。
- 打鍵感がしっかりしている
- カーソルキーの↑と↓が大きい
- PgUpとPgDnボタンがカーソルキーの近くにある
- PrtSc(プリントスクリーン)キーがある
打鍵感がしっかりしている
キーピッチ 18.5mm
キーストローク 1.8mm
数字ではわかりにくいですが、打ってみると数字以上に打ったときの手応えがあり、とても打ちやすいです。他のモバイルPCでありがちな、ストローク浅っ!というのはありません。キートップが少し凹んでいるのも、打ちやすさに大きく貢献しています。指に優しいというか、打った感じがとても自然です。
カーソルキーの↑と↓が大きい
最近のモバイルPCだと、カーソルキーの↑と↓が他のキーの半分の大きさしかないんですが、X280は違います。
ちゃんと1つ分あります! これは打ち間違えない! デスクトップでは当たり前ですが、モバイルPCだと意外とないものです。私は、文章の修正をするときなんかに結構カーソルキーを使うので、これはこだわりました。
PgUpとPgDnボタンがカーソルキーの近くにある
これは使ってみてから気付いたのですが、PgUpとPgDnボタンがカーソルキーの近くにあるのは使い勝手がいいですね。どちらもカーソルやページを移動したいときに使うので、感覚的にさっと右手が動きます。
PrtSc(プリントスクリーン)キーがある
これって最近はあるもんなんでしょうか。スクリーンショットを簡単にとれるのは、時代を感じます。
キーボードの×
さて、次はキーボードの×です。
- Ctrlキーが一番左下にない
- HomeキーとEndキーがカーソルキーから離れたところにある
また、Deleteキーの近くにある
Ctrlキーが一番左下にない
これまで、デスクトップばかり使っていたので、ここがすごく気になります。そして困ります。
間違ってFnキーを押しまくります!
ノートPCだとスペースがないので、ファンクションキー(F1~F12)に色々な機能を割り当てるのはわかるんですが、Fnキーって、左下にある必要あります? Escキーの近くでいいでしょ! そんなに使用頻度高くないでしょ!
と思うのは私だけでしょうか・・・
補足すると、FnキーとCtrlキーが設定で機能を逆にすることができます。ま、これをしたらいいんでしょうが、これはこれでややこしいですよね。(※ 後日、この逆設定にしたら、感覚的には使いやすくなりましたが、印字は変わらないので視覚的にはわかりにくいという、何ともややこしいことになりました。)
HomeキーとEndキーがカーソルキーから離れたところにある
X280のHomeキーとEndキーは、右上にあります。ノートPCではこれが普通なのでしょうか。デスクトップでは、カーソルキーの近くにあるので、カーソルやページの移動の際は右手の移動量も最小限ですんだのですが、カーソルキーから離れると使い勝手が悪いですね。
HomeキーとEndキーがDeleteキーの近くにある
ハッキリいうと、間違えてDeleteキーをバンバン消してしまいます!
以上!
3.ポインティングデバイス
ThinkPadには、伝統的にトラックポイントがあります。トラックポイントのいいところは、両手をホームポジションから動かさずにカーソルを動かせるところです。マウスの右ボタン、左ボタンに対応するボタン(赤いラインが入ったボタン)もスペースキーのすぐ下にあって、ホームポジションを崩すことなく押すことができます。これによって、とても効率的に作業をすることができます。
さらにいいと思ったことは、タッチパッドとの融合です。トラックポイントがいくら良いといっても、タッチパッドの方が使いやすいということもあります。タッチパッド上に書いているわけではないのですが、普通のノートPCと同様にタッチパッドの下側には、マウスの右ボタンと左ボタンに対応するボタンが隠れていたのです!これが思った以上に使い勝手が良く、マウスの左右ボタンは、トラックポイント側でもタッチパッド側どっちを使ってもいいというのは思った以上にストレスフリーです!
4.インターフェース
↓左側
↓右側
背面↓
※ 画像はメーカーHPより
③ USB3.1 Type-C(充電兼用)
④ USB3.1 Type-C(Thunderbolt3)
⑤ イーサネット拡張コネクター2
⑥ USB 3.0
⑦ HDMI
⑧ マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
⑨ スマートカードリーダー(選択時)
⑩ USB3.0(Powered USB)
⑪ セキュリティー・キーホール
⑫ SIM カードスロット(nanoSIM)
プリンタはWi-Fi経由で使っているので、私にとってはこれで十分です。
ただ、③が充電で使うので、充電中はUSBが1つ使えなくなることに注意が必要です。
一番入っているのは、Thunderboltです。ディスプレイなどに接続できる何でもあり規格なのは有名です。個人的にはそれよりも、PCの電源を切っていてもUSB機器に給電できるところが気に入っています!(さっきも書きましたね。)とにかくThunderboltすごい!
5.その他
その他で気になっていること。ホントにどうでもいいことなんですが、フタ(ディスプレイ裏側)のThinkPadの赤い点は光る必要が全くない! Macに対抗しているのでしょうか。ま、あっても困らないので、本当にどうでもいいんですけど・・・
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