音楽聴きながらスポーツを楽しみた~い!
という方も多いと思います。スポーツの秋だしね。ん、ひょっとして食欲の秋でもある? あ~、太っちゃう! よし、体を動かそう!
スポーツで体を動かすと心も体もリフレッシュするし、何しろ健康にいい。ダイエットにもなるし、免疫力も増します。スポーツに最適な季節に、気持ちよくスポーツ始めちゃいましょう!
前置きはさておき、今回はコスパ最強で秋のスポーツにぴったりなワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air3」を見つけたので紹介します。これまでスポーツでワイヤレスイヤホンを使ってきた経験と実際に使ってみてのレビューなので、ワイヤレスイヤホン選びで迷っている方の参考になると思います!
- SOUNDPEATS Air3 がスポーツにおすすめな理由
(以前使っていた機種と比較しながら) - スペックや同梱品、使い方
(調べればわかる情報ですが念のため) - レビュー
(実際に使ってみてわかった音質・装着感・使い勝手など)
上のような流れで紹介していきます。必要なところだけ読み飛ばしたいという方は、下の目次からジャンプできるようになっているのでご利用ください。
- スポーツに最適なワイヤレスイヤホンを探している人
- コスパがいいワイヤレスイヤホンを探している人
では、いってみましょう!
SOUNDPEATS Air3 がスポーツにおすすめな理由
SOUNDPEATS Air3 がスポーツにおすすめな理由はたくさんありますが、簡単に整理すると次のようになります。
SOUNDPEATS Air3 がスポーツにおすすめな理由
- インナーイヤー型ワイヤレスイヤホンである
- 軽量・コンパクトである
- 音質がいい
インナーイヤー型
まず、インナーイヤー型がなぜいいのかというと、
インナーイヤー型ワイヤレスイヤホンがスポーツにいい理由
- コードが邪魔にならない
- 足音などがこもらない
- 周囲の音が聞こえる
- 耳を圧迫しない
というのが挙げられます。他にも「汗が耳の中にたまらない」など、細かいことを挙げればキリがないくらいです。一見、スポーツにはカナル型や有線がよさそうに見えますが、実際使ってみると圧倒的にインナーイヤー型が快適です。以前、カナル型も使っていたので、詳しいレビューや、インナーイヤー型に換えた経緯などを知りたい方は下の関連記事をご覧ください。
軽量・コンパクト
次に、軽量・コンパクトがスポーツにいい理由です。これはわかりやすいですね。軽量・コンパクトな方がスポーツしていて邪魔になりません。ランニングをするときは、できるだけ荷物を減らしたもの。そういうときにも最適です。
以前使っていた「TaoTronics SoundLiberty 92」と比較しても、さらに軽量・コンパクトになっていたのは驚きです。特にケースが小さくなっていたのが便利でした。このサイズならポケットに入れていても全く気になりません。(TaoTronics SoundLiberty 92 もポケットに入れてたけどね。)
詳しくは後で紹介したいと思います。
音質
最後に、音質です。音質は、TaoTronics SoundLiberty 92 もかなりよかったのですが、SOUNDPEATS Air3 はさらによくなっていたのでビックリしました。しかも、5000円ほどで! 詳しくはこの後の「音質」のところで紹介しますね。
ロフトで売ってたから
先日、ロフトに行ったらSOUNDPEATS Air3(左から2,3番目)が売ってました! SOUNDPEATSのイヤホンは他の棚にもあって結構フィーチャーされていました。
ロフトのバイヤーも認めるイヤホンってことですね。SOUNDPEATSのイヤホンが何機種もあったので、SOUNDPEATS自体の評価も高いということです。
スペック比較表
SOUNDPEATS Air3 | TaoTronics SoundLiberty 92 | AirPods 2021 | |
---|---|---|---|
Bluetooth | 5.2 | 5.0 | 5.0 |
コーデック | SBC, aptX, aptX Adaptive | SBC, AAC | SBC, AAC |
ドライバー | 14.2mm ダイナミックドライバー | 13mm ダイナミックドライバー | サイズ記載なし Appleドライバー |
連続再生時間 | 5時間 | 5時間 | 6時間 |
ケース併用再生時間 | 17.5時間 | 25時間 | 30時間 |
防水 | IPX5 | IPX7 | IPX4 |
重量 | イヤホン:4g×2 ケース:24g | イヤホン:4.7g×2 ケース:33.6g | イヤホン:4.3g×2 ケース:38g |
ケースサイズ | 49.5×22.5×47.5mm | 54.4×23.8×47.4mm | 53×21.3×44.3mm |
値段(Amazon) | ¥5,380 | ¥3,999 | ¥22,838 |
SOUNDPEATS Air3と、私が以前使っていたTaoTronics SoundLiberty 92、代表的なオープンイヤー型イヤホンのAirPodsを比較したのが上の表です。
まず、各項目で一番いいと思われるものにアンダーラインを引いてみました。アンダーラインの数だけでSOUNDPEATS Air3のコスパのよさがわかります。
AirPodsは、かなり高機能なので値段は高いのは当然ですが、スポーツにいいかといわれたら、そうでもないことがわかります。一番顕著なのが、防水性能と重量です。スポーツしているとどうしても汗などでぬれてしまいます。重量は軽ければ軽いほど耳への負担が小さくなります。約4分の1の値段で、この2つの性能がAirPodsより上はすごいです。
TaoTronics SoundLiberty 92 は、 SOUNDPEATS Air3 とほぼ同スペックと考えていいと思います。それじゃ、値段の安い TaoTronics SoundLiberty 92 の方がいいじゃんと思うかもしれませんが、そんなことありません。音質がTaoTronics SoundLiberty 92 よりもいいのとケースが小さいのがアドバンテージになっています。このあたりは数字だけでは伝わりにくい部分ですね。詳しくは、後ほど説明します。
同梱品
パッケージ表面は、シンプルにAir3 をつけた女性が写し出されています。装着したイメージですね。Air3 がとてもスッキリ収まっています。
パッケージ裏面は、Air3 のハイライトが記されています。左から搭載チップ、「TrueWireless」(左右同時伝送技術)、aptX対応。最新のトレンドに則っています。
パッケージ側面には「SOUND FOR URBAN SPORTS」の文字が。スポーツ向けの製品であることが明らかです。
箱を開けるとこんな感じ。非常にシンプルです。イヤホンケースの下と横に同梱品が入っています。
入っているものは、この3つ。左から、説明書、本体、USBケーブル(タイプAータイプC)。必要最小限です。本体のつや消しがかっこいいです。
ケースはこんな感じ。めちゃくちゃ小さいのが伝わるでしょうか。フタは開けやすく、閉めやすいです。
フタの下にある小さな丸はインジケーター。ケースの充電中はゆっくり点滅。ケースの満充電は、点灯します。ケースからイヤホンを充電しているときは点灯。フタを開けたときなどは点灯して、しっかり動作していることがわかるようになっています。
その下の大きな丸は、リセットボタン。動作が不安定になった時などに押すボタンですね。
充電は、ケース底面にあるUSBタイプCにケーブルを接続して行います。時代はタイプCです。
ケースを開けると、イヤホン本体がきれいに収まっているのが見えます。ケースが小さいので、余分なスペースはほとんどありません。このサイズでケース併用再生時間、17.5時間は立派です。LRの表示があるのも好印象。
イヤホン本体です。S字が書かれている部分は、タッチセンサーになっています。ここをタッチして、再生/停止、音量などをコントロールします。イヤホン本体もつや消しマット仕上げになっています。
イヤホン本体の耳側から見た様子です。ちゃんとLと書かれていて、左右を確認できます。下の方には充電用の金属端子が見えます。
同梱品もイヤホンケース・本体も、必要最小限の大きさと量で好印象です。はじめはケースからの出し入れがやりにくいかもしれませんが、慣れの問題です。
タッチ操作
左イヤホン | 右イヤホン | |
---|---|---|
1タップ | 音量ー | 音量+ |
2タップ | 再生/停止 電話取る/切る | 再生/停止 電話取る/切る |
3タップ | ゲームモード | 音声アシスタント |
長押し 1.5秒 | 前の曲 着信拒否 | 次の曲 着信拒否 |
長押し 2秒 | 通話切替 | 通話切替 |
長押し 3秒 | ペアリング | ペアリング |
タッチ操作は、はっきりいって慣れの問題ですが、好みが分かれるところかもしれません。私ははじめ、次の曲にするとき長押ししないといけないのにストレスを感じていましたが、今となっては全くストレスを感じなくなりました。ワイヤレスイヤホンを何台か使っている人は、ちょっと注意した方がいいかもしれません。
音質
SOUNDPEATS Air 3のトピック
- 14.2mm大口径バイオセルロース振動板
- aptX Adaptive
- TrueWireless Mirroring
- VGP2021 ECコスパ大賞・部門金賞 True Air 2 の後継モデル
音質に関する主なトピックを上にまとめてみました。VGP2021 ECコスパ大賞・部門金賞 True Air 2 の後継モデルということで、コスパは折り紙つきです。つまり、安いのに音質がいい!ということです。
自然な楽器の音が魅力
SOUNDPEATS Air 3 の音を聴いた第一印象は、解像度が高いことが挙げられますが、実はこっちの方が魅力だと感じています。とにかく楽器の音が魅力。14.2mmの大口径バイオセルロース振動板のおかげです。昔、やはりバイオセルロース振動板のヘッドホンを使っていたことがありましたが、楽器の音がとにかく自然でした。
楽器の音が自然なのでジャズなんかが聴いてて気持ちいいですね。楽器の音が自然なので、ボーカルの細かな息遣いもしっかり聴かせます。バラードなんかもおすすめです。
解像度が高い
これは、振動板もありますが、コーデック(aptX Adaptive)、TrueWireless Mirroring の影響も大きいと思います。
aptX Adaptive はハイレゾ相当の音質も可能なコーデックです。aptX でもCD相当の音質といわれているので、必要十分なスペックです。aptX は現在、ほとんどのスマホで対応しているので、誰でも高音質が楽しめます。低遅延なのもいいですね。
TrueWireless Mirroring は、左右のイヤホンに独立した信号をそれぞれ送る信号方式です。このおかげで音切れがしにくく、右だけで聴く、左だけで聴く、右が途切れても左は聴けるといったことができます。信号を確実に送るので、結果的に音質がよくなっていると感じます。
音質評価
- 高音 ★★★★☆
- 中音 ★★★★☆
- 低音 ★★★★☆
- 解像度 ★★★★★
- 広がり ★★★☆☆
- 総合評価 ★★★★☆
解像度が高いので、基本的に高音・中音・低音ともきれいないい音が出ます。でも、味付けはフラットなので、どこかの音が突出していいということはありません。深みが足りないともいえます。楽器やボーカルの音が自然という意味では、中音が一番いいですね。ドンシャリ系が好きな人には物足りないとは思いますが、イコライズすればいいだけなので全然問題ないと思います。それでも TaoTronics SoundLiberty 92 よりは低音がしっかりしているので、よっぽど音質にこだわりがある人でなければ十分満足できる音質だと思います。
正直、イヤホンであまり広がりを感じたことがないので評価しにくいですが、 TaoTronics SoundLiberty 92 よりは広がりを感じます。右の音、左の音、バックの音など、1つ1つの音の存在を感じます。楽曲によっては小ホールで聴いているような広がりを感じることができます。
総合的に音質を評価すると、普通に音楽を聴いても楽しめますが、楽器の音、ボーカルの音が自然なのでスポーツしながら音楽を楽しむのに向いているイヤホンだと思います。
スポーツでの装着感
まず、スポーツでなく普通の装着感を紹介します。
装着感はいたって良好です。インナーイヤー型なので、カナル式のように耳を圧迫することなく自然なつけ心地です。まさに開放的。軽いので長時間つけていても疲れないのも美点です。ただ、TaoTronics SoundLiberty 92 に比べると少し小さいので、私の耳には小さく感じました。
横幅を測ってみると15mmありました。 TaoTronics SoundLiberty 92 より1mm小さいです。わずか1mmでも、装着感は違ってくるので気になる場合は、使っているイヤホンを測って比べてみるといいかもしれません。
カナル型のようにイヤホンピースでサイズ調整できないのがインナーイヤー型のデメリットですが、下のようなイヤーパッドを使うとワンサイズ大きくなるのでおすすめです。ウレタンでできているので耳にフィットしやすく、滑りにくいのも気に入っています。
ランニング
SOUNDPEATS Air3 は、インナーイヤー型ワイヤレスイヤホンなので圧迫感がなく、ランニング中の足音がこもることもありません。ランニングくらいの振動では全然外れたりもしないので、かなりランニング向きのイヤホンです。耳の穴を完全にふさがないので、汗がたまらないのもメリットです。
ランナーが気になるのは、周囲の環境音がちゃんときこえるのか、だと思います。環境音はバッチリきこえます。これもインナーイヤー型の利点です。しかも、 SOUNDPEATS Air3 のいい音で音楽が聴けるのでストレスなくランニングできます。電話の着信があっても受けることができる(着信拒否も可)のもいいですよね。
景色のいいところをお気に入りの音楽を聴きながら走ると気持ちいいですよ!
サイクリング
サイクリングも基本的にはランニングのときと同じ装着感です。つまり、環境音もしっかり聞こえながら、お気に入りの音楽を良音で聴けます。
一つ違うのは、風切り音です。風切り音は正直あります。イヤホンをつけなくても風切り音はどうしてもあるものなので仕方ないですが、何もつけない音と少し違うのでそれが気になるかどうかは個人差があると思います。私は、はじめのうちは気になっていましたが何回も使っているうちに慣れて、今ではほとんど気になりません。
使ってみて意外なメリットがありました。ヘルメットの着脱時に、ひもが引っかかりにくいことです。以前使っていた TaoTronics SoundLiberty 92 よりもわゆる「うどん」といわれる出っ張り部分が小さいからです。ウェアを脱ぎ着する時も同様です。ワイヤレスイヤホンは落ちて無くなりやすいので、引っかかりにくいだけでかなりストレスが少なくなりました。
筋トレ
筋トレは夜に自宅でするので、家族に迷惑にならないようにイヤホンをつけて音楽を聴きながらやります。BGMがあるだけでモチベーションが上がるんですよね!
ランニングとサイクリングと違うのは、いろんな体勢になることです。例えば、プッシュアップだったら顔は下向きに、サイドクランチだったら顔は横向きになります。体勢が色々変わるので、イヤホンが少しゆるくなって気になることはありますが、逆立ちなんかをしない限りは外れることはありません。イヤーパッドを使うようになってからは、安定感が増しました。
筋トレ中にイヤホンが気になったらイヤな人は、今使っているイヤホンとサイズを比較することをおすすめします。
それさえなければ、 SOUNDPEATS Air3 は耳を圧迫することなく軽くて長時間つけていても疲れないので筋トレにも向いています。筋トレは風切り音がないので、 SOUNDPEATS Air3 のいい音でさらにモチベーションが上がること間違いなしです!
使い勝手
普段使っていて SOUNDPEATS Air3 のいいところは、何といってもそのコンパクトさです。
本当に軽くてコンパクトなので、私はずっとポケットの中に入れています。音楽を聴きたいときに、さっと着けてリラックスする。ちょっとした作業などに着けて、オーディブルでインプットする。ちょっとした時間でも、聴きたいときに聴きたいものを聴けるので、とても快適です。
ランニングやサイクリングで、休憩中にイヤホンを外したいときもストレスがありません。ケースが大きいとランニングやサイクリングにケースを持っていくのが面倒で、外したいときに外せない、外してもなくしそうで心配ということになりがちです。でも、SOUNDPEATS Air3 はケースが小さいので、ランニングやサイクリング中にケースを持ち運ぶのもストレスになりません。
他のブログなどを見ると、ケースから出し入れがしにくいとありますが、はっきりいって慣れの問題です。私もはじめは出しにくいと感じましたが、今は全く気になりません。特にイヤーパッドをつけてからは出しやすくなりました。ただ、イヤーパッドの大きさによってはケースのフタが閉まらなくなりそうなので注意が必要です。(私のイヤーパッドはギリギリ閉まります。)
まとめ
SOUNDPEATS Air 3 がスポーツにおすすめな理由
- インナーイヤー型で耳を圧迫しない
- 軽量・コンパクトで疲れない
- 楽器とボーカルの音が自然
SOUNDPEATS Air 3 がスポーツにおすすめな理由をまとめると、上の3つに集約されます。
つまり、SOUNDPEATS Air3 は、良音でスポーツが楽しめるインナーイヤー型ワイヤレスイヤホンということですね!
とにかく SOUNDPEATS Air3 はコスパがいいので、スポーツに最適なワイヤレスイヤホンを探している人、初めてのワイヤレスイヤホンを探しているけど何にしたらいいかわからない人におすすめです。
少しでも参考になったら、下の「♡」「コメント」いただけると嬉しいです! 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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