
筋トレした後、ビールうまいな~



筋トレしたら飲んだらアカンやろ。



なんで?



うっ・・・・
ということで、筋トレ・ダイエットに最適なノンアルコールビールを紹介します。
ノンアルコールビールが最適な理由はカロリーだけではありません。そもそも、なぜアルコールが筋トレ・ダイエットによくないのか。数あるノンアルコールビールの中で最適なのはどれなのか。順番に紹介していきます。
これを読めば、筋トレ・ダイエット中でもノンアルコールビールで我慢しないストレスフリーな毎日を送ることができます。
- なぜ、アルコールが筋トレ&ダイエットによくないのか知りたい人
- 筋トレ&ダイエットをしているけど、ビールが飲みたい人
- 筋トレ&ダイエットに最適なノンアルコールビールを知りたい人
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筋トレ&ダイエットにアルコールがダメな4つの理由


筋トレ&ダイエットにアルコールがダメな理由はたくさんありますが、まず大切なのは筋トレもダイエットも基本は同じということです。つまり、次の2点です。
- 脂肪は落としたい
- 代謝は上げたい(筋肉は付けたい)
体を健康的に、美しくかっこよくしたいというのは、筋トレもダイエットも、男性も女性も同じです。これを理解しておくと、アルコールが筋トレ&ダイエットにダメな理由がよくわかります。
脂肪がつきやすくなる
アルコールを飲むと脂肪がつきやすくなります。
なぜなら、糖質を含んだお酒を飲むとインスリンというホルモンが分泌されるからです。でも、お酒は糖質を発酵させてアルコールを造り出しているので、必ず糖質が含まれていてこの働きはどうしても避けられません。
仕組みを説明します。糖質をたくさん摂ると血糖値が急激に上がります。人間の体は血糖値を一定に保とうとするので、インスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは血液中の糖を脂肪に変えて体内に蓄える働きがあります。だから、糖質を含んだアルコール(お酒)を飲むと脂肪がつきやすくなるという訳です。
さらに、お酒と一緒に糖質を多く含んだおつまみを食べると、もっと脂肪に変えようとしますのでおつまみも注意が必要です。
また、アルコールを大量に飲み続けると肝臓で中性脂肪が合成されるので脂肪肝になってしまいます。体脂肪だけでなく、内臓脂肪もついてしまいます。
筋肉が分解されやすくなる
アルコールを飲むと、筋肉が分解されやすくなります。筋肉が分解されると代謝が下がって脂肪がつきやすくなるので、筋トレにもダイエットにも天敵です。
なぜかというと、アルコールを摂るとコルチゾールというホルモンが分泌されるからです。
アルコールは体には異物です。アルコールを摂ると体はストレスと感じます。すると、ストレスホルモンの一種であるコルチゾールが分泌されます。コルチゾールは、筋肉を分解して血糖値を上げて身を守ろうとする、という訳です。
ここで問題なのが、先ほどのインスリンです。インスリンは糖質を脂肪に変えようとするので、コルチゾールとの相乗効果で更に脂肪が増えやすくなります。ただし、コルチゾールにも脂肪を分解する働きがあるので、どの程度相乗効果があるのかはわかりません。
筋肉が合成されにくくなる
アルコールを摂ると、せっかく筋トレをしても筋肉はつきにくくなります。
なぜなら、アルコールによってテストステロンというホルモンの分泌が抑制されるからです。テストステロンは筋肉合成を促進する働きがあるので、筋トレ後のゴールデンタイムには特に大切なホルモンになります。
このテストステロンはいわゆる男性ホルモンで筋肉合成だけでなく、骨の合成、記憶力・集中力の向上、モチベーションアップといった効果もあります。女性にもたくさん恩恵があるホルモンです。
睡眠の質が下がる
アルコールを摂ると眠たくなりますが、実は睡眠の質は下がります。睡眠の質が低下すると疲れがとれないだけでなく、筋肉が成長しにくくなります。
なぜなら、成長ホルモンが分泌されにくくなるからです。成長ホルモンは、筋肉や骨格を発達させたり、脂肪を分解したりします。眠りの深いときに分泌されるといわれているので、睡眠の質が低下すると成長ホルモンが分泌されにくくなり、筋トレ&ダイエットによくないという訳です。
でも、眠たくなるアルコールなのに、なぜ睡眠の質が低下するのか。アルコールが体内で代謝されるとアセドアルデヒトになるからです。アセドアルデヒトには覚醒作用があるので、確実に睡眠の質が下がってしまいます。
一般的にアルコールは3時間くらいでアセドアルデヒトに代謝されるといわれているので、寝酒が一番よくないです。睡眠だけを考えると、逆算して遅くても夕食か夕食前にお酒を飲めば影響はありません。
ノンアルコールビールが筋トレ&ダイエットに最適な理由


ノンアルコールビールが筋トレ&ダイエットに最適な理由は、ズバリ5つの「ゼロ」があるからです。
- アルコール ゼロ
- カロリー ゼロ
- 糖質 ゼロ
- 脂質 ゼロ
- プリン体 ゼロ
どれも筋トレ&ダイエットには大敵になるものばかりです。説明の必要はないとは思いますが、順に説明していきます。
アルコール ゼロ
前章で筋トレ&ダイエットにアルコールがダメな理由を伝えたので、アルコールゼロが筋トレ&ダイエットに最適な理由はもうわかったと思います。
アルコールゼロが筋トレ&ダイエットに最適なのは、むしろアルコールがないのにビールのような爽快感が感じられることです。これはかなり大きいですね。罪悪感ゼロでビール(ノンアルコールビール)が飲めます。飲み慣れない時期は、体の錯覚なのか少し酔ったような感覚もあり、ほぼビールです。罪悪感ゼロでビールが飲める。最高です!
カロリー ゼロ
これも説明不要だと思います。カロリーを取り過ぎると太ってしまいますからね。
でも、適切にカロリーを摂ることは必要です。なぜなら、カロリーが足りなくなると、体は脂肪だけでなく筋肉も分解してエネルギーにしようとするからです。食事で必要なカロリーを摂って、お酒などのプラスアルファはカロリーゼロにすると、健康的にカロリーコントロールができます。
糖質 ゼロ
糖質ゼロは、カロリーゼロと全く同じ理由です。
糖質はエネルギー源なので、糖質が不足すると脂肪や筋肉を分解してしまいます。脂肪だけでなく筋肉も落ちてしまうと、代謝が下がって余計に太りやすい体質になってしまいます。ですから、食事で必要なエネルギーと栄養を摂って、お酒などのプラスアルファはカロリーゼロにするのが筋トレ&ダイエットには大切です。
脂質 ゼロ
脂質は糖質と同じエネルギー源ですが、少し違うところがあります。
脂質には脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K)や脂溶性栄養素(βカロチン、リコピンなど)を溶かして体内に吸収する役割があります。また、細胞膜やホルモンの材料になります。特に、ホルモンの一種であるテストステロンの生成が少なくなると筋トレ&ダイエットにはデメリットになります。脂質は体になくてはならない栄養素ということがわかってもらえると思います。
ビタミンや栄養素の吸収をよくするので、食事でしっかり摂ることが大切です。食事で摂った分、お酒などのプラスアルファは脂質ゼロにするとコントロールしやすくなります。
プリン体 ゼロ
プリン体は体に悪いイメージがありますが、実は体に必要なものです。
プリン体は、細胞の代謝や増殖に利用されています。だから、生命維持に必要なんです。必要なだけに8割は体内で生成されます。それほど摂らなくていいということです。摂り過ぎると、プリン体が肝臓で代謝され尿酸になります。尿酸がたまってくると痛風になります。これがイメージの悪い原因です。
プリン体はうまみ成分なので、しっかり食事をしていれば必要なプリン体は摂ることができます。やはり、必要以上に摂らないようにプラスアルファのお酒などはプリン体ゼロでいきたいですね。
ノンアルコールビールのデメリット
ここまで、ノンアルコールビールのメリットを紹介してきましたが、ノンアルコールビールだからこそのデメリットも少しあります。2つありますが、どちらもノンアルコールビールだとどうしてもあるデメリットで、それほど気にすることではありません。それでも、利用する際には理解しておいた方がいいと思うので紹介しておきます。
利尿作用がある
まず1つ目は、利尿作用です。ノンアルコールビールは、ビールと比べると小さいですが利尿作用があります。
ビールの場合、利尿作用にはアルコール、カリウム、水分の3つの成分が関係しています。アルコールは抗利尿ホルモンの分泌を抑える働きがあり、カリウムは新陳代謝を活発にする働きがあります。さらに、水分が大量に含まれているので大量の尿を生成することになります。
ノンアルコールビールの場合、アルコールはありませんがカリウム(ビールよりかなり少ない)と水分はあります。また、風味づけに使われるホップも利尿作用があるといわれています。
ビールほどではありませんが、ノンアルコールビールといっても利尿作用があります。一気に飲まない、寝る前に飲まないなど、気を付ければ夜目覚めてトイレに行くこともないでしょう。
添加物がある
2つ目は、添加物です。ノンアルコールビールはどうしても添加物が入ってきます。
なぜなら、ビールの原料である麦を使っていないのに、ビールの味に近づけようとしているからです。また、原料に麦を使っているノンアルコールビールでも、ノンアルコールにするために発酵工程をビールと変えたり、発酵工程を同じにして後でアルコールを除去したりと、ビールと同じ作り方にはなりません。どうしてもビールの味に近づけるために添加物が入ってしまいます。
添加物があるといっても、下のリストのように一般的な食品に入っているようなものなのでそれほど心配はありません。
- 食物繊維
- 炭酸
- 香料
- 酸味料
- 苦味料
- 甘味料
筋トレ&ダイエットに最適なノンアルコールビール6選
数あるノンアルコールビールの中から、筋トレ&ダイエットに最適な6選を紹介します。
選出基準
まずは、選出基準から。数あるノンアルコールビールから筋トレ&ダイエットに最適なものを選んだ基準は下の通りです。スーパーで気軽に買うもよし、ネットで買いだめするもよし。ということで、スーパーでもネットでも買えるものを選べました。
- アルコールゼロ
- カロリーゼロ
- 糖質ゼロ
- 脂質ゼロ
- プリン体ゼロ
- スーパーで買える
- ネットで買える
ノンアルコールビール比較表
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メーカー | キリン | アサヒ | アサヒ | アサヒ | サントリー | サントリー |
銘柄 | パーフェクトフリー | ドライゼロ | ドライゼロフリー | ヘルシースタイル | オールフリー | からだを想うオールフリー |
カロリー | 0kcal | 0kcal | 0kcal | 0kcal | 0kcal | 0kcal |
糖質 | 0g | 0g | 0g | 0g | 0g | 0g |
食物繊維 | 1.6g | 0.4~1.4g | 0.4~1.5g | 1.6g | 0~0.1g | 0~0.1g |
脂質 | 0g | 0g | 0g | 0g | 0g | 0g |
食塩相当量 | 0~0.35g | 0~0.04g | 0.01~0.05g | 0~0.03g | 0~0.02g | 0~0.02g |
プリン体 | 0mg | 0~1.0mg | 0mg | 0~1.4mg | 0mg | 0mg |
ビールらしさ | 2 | 4 | 2 | 4 | 2 | 3 |
苦み | 2 | 3 | 2 | 3 | 3 | 3 |
甘み | 2 | 2 | 3 | 2 | 2 | 3 |
コク | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 3 |
キレ | 2 | 5 | 3 | 4 | 3 | 3 |
味の特徴 | 全体的に薄味 | 辛口 | 全体的に薄味 | ほぼドライゼロ | 薄味だが少し苦味あり | 苦味を感じる |
特保 | 〇 | |||||
機能性表示食品 | 〇 | 〇 | ||||
コピー | 脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかに | 食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする | 内臓脂肪を減らす |
ノンアルコールビール ランキング
第1位 アサヒ ヘルシースタイル


ビールらしさ | ★★★★☆ |
苦み | ★★★☆☆ |
甘み | ★★☆☆☆ |
コク | ★★☆☆☆ |
キレ | ★★★★☆ |
- 特保「食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする」
難消化性デキストリンが脂肪の吸収を抑える - アサヒらしいキレのある味
- 味と機能性の両立
第2位 サントリー からだを想うオールフリー


ビールらしさ | ★★★☆☆ |
苦み | ★★★☆☆ |
甘み | ★★★☆☆ |
コク | ★★★☆☆ |
キレ | ★★★☆☆ |
- 機能性表示食品「内臓脂肪を減らす」
ローズヒップ由来ティリロサイドで内臓脂肪減少効果 - 苦味を感じるバランスのとれた味
- 味と機能性の両立
第3位 キリン パーフェクトフリー


ビールらしさ | ★★☆☆☆ |
苦み | ★★☆☆☆ |
甘み | ★★☆☆☆ |
コク | ★★☆☆☆ |
キレ | ★★☆☆☆ |
- 機能性表示食品「脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかに」
難消化性デキストリンで脂肪の吸収を抑えて糖の吸収をおだやかにする - 軽いテイスト
- 充実した機能性
- 全体的に薄味
まとめ
アルコールが筋トレ&ダイエットにダメな理由
- 脂肪がつきやすくなる。
- 筋肉が分解されやすくなる。
- 筋肉が合成されにくくなる。
- 睡眠の質が下がる。
ノンアルコールビールが筋トレ&ダイエットに最適な理由
- アルコール ゼロ
- カロリー ゼロ
- 糖質 ゼロ
- 脂質 ゼロ
- プリン体 ゼロ
筋トレ&ダイエットにアルコールがどれだけダメで、ノンアルコールビールがどれだけいいかわかっていただけたでしょうか。ノンアルコールビールは「酒類」ではないので安いのも魅力。350ml缶だと100円くらいで売ってます。近くのスーパーで色々買って飲み比べるのもいいですね。



筋トレ後、ノンアルコールビールだったらいいでしょ!



そやな!
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