「なぜHMBとプロテインなの?」という方には「ダイエットに効くサプリメント」から読むことをおすすめします!
HMBとプロテインでやせる体を作る!
「ダイエットに効くサプリメント」で、ダイエットにはHMBとンプロテインがいいですよ!という話を書きました。プロテインはみなさんよくご存じだと思いますので、今回はHMBについて、できるだけ短くわかりやすく説明していきたいと思います。
HMBの効果
- 筋肥大の増大
- 筋分解の抑制
- 筋減少の予防
- 脂肪量の減少
筋肥大の増大
簡単にいうと、筋肉が大きくなることです。
筋肉は負荷をかけると傷つき損傷します。その傷を修復する際に、ちょっとだけもとの筋肉よりも大きくなります。これが筋肉の「超回復」です。超回復をすることで、筋肉が大きくなる筋肥大が起こります。
HMBは、この筋肥大を増進させる効果があります。なぜなら、HMBには筋肥大を起こさせる酵素の働きを活性化させる効果があるからです。
筋分解の抑制
筋肉は負荷がかかったときだけでなく、エネルギーが必要なときにも分解されます。運動するときはまず、筋肉中の糖、次に血液中の糖と脂肪をエネルギー源として使います。それがなくなると体内の筋肉を分解して糖にします。
HMBは、筋肉を分解させる酵素の働きを抑制させる効果があるので、筋分解を抑制させるというわけです。トレーニングをしないときでも、HMBを摂取すると効果がある理由です。
筋減少の予防
ここでいう筋減少は、加齢による筋肉の減少です。人間は大人になると体の成長が止まります。さらに年をとっていくと、筋肉が減少していきます。これは、加齢とともに筋タンパク質の合成抵抗性が高まるためです。
加齢しても筋肉量を維持するためには、必須アミノ酸の1つロイシンの摂取が効果的だといわれています。HMBはロイシンからできますので、HMBにも筋減少を予防する効果があるというわけです。
脂肪量の減少
脂肪量の減少と書いていますが、あくまで状況証拠からの推測のようです。現在のところHMBに脂肪燃焼効果があると確認された研究はないみたいです。ただ、HMBを摂取したことでトレーニングの有無に関わらず体脂肪率が下がったという報告は多くのブログや研究で示されています。
これが何を意味するのか。
私の個人的な考えですが、筋分解の抑制と関わりがあると考えています。先ほど書いたように、筋肉のエネルギー源は、①筋肉中の糖 ②血液中の糖と脂肪 ③筋肉を分解した糖になります。HMBは筋分解の抑制効果があるので、筋肉を分解しにくい分、血液中の糖と脂肪を消費するのだと推測しています。
そもそもHMBとは?
HMBは必須アミノ酸の1つロイシンの代謝物です。 実はHMBは体内で作ることができるんですが、その量はロイシンから5%ほどしかできません。しかもその原料は、必須アミノ酸!どれだけ貴重なものかわかりますね!
人間が体内で生成できないアミノ酸のことを必須アミノ酸といいます。生成できないので食べ物から摂取するしかないんです。つまり、めちゃ大切!ということです。
代謝物というのは、作り出されたものという意味です。HMBは肝臓や筋肉でロイシンに作りかえられます。
まとめると、HMBは食べ物から摂るよりサプリメントから摂った方が効率がいい!ってことです。
4.HMBって副作用あるの?
結論からいうと、副作用はありません。正確には、副作用は報告されていません。
HMBの1日の摂取量は3gまでとされています。(3gを超えて摂取しても効果が出ないからです。)ある研究によると、倍の6gを1ヶ月間とり続けても副作用はなかったそうです。国際スポーツ栄養学会では、「明らかに安全で、効果のある強力なエビデンスを示すもの」に分類されています。
↓国際スポーツ栄養学会(英語)
また、下の動画でも研究者が副作用はないと話しているので、安心して摂取することができますね
まとめ
以上、HMBの話をしてきましたが、まとめです。HMBとプロテインでやせる体を作る!とは、
- HMBで筋肉が付きやすい体にする
- プロテインで筋肉の材料を補給する
- 筋肉を付けて代謝を上げてやせる体にする!
HMBはトレーニングをしていなくても効果がありますが、トレーニングをするとより効果的です。やせる体を作りながら、カロリーを消費してしっかりやせていきましょう!
HMBとプロテインでやせる体作り 、トレーニングでカロリー消費がダイエットのポイント!
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